「家紋」の知識

「家紋」の知識

苗字などによりよりもともと使っていた家紋はある程度わかることがあります。

「家系解明報告書」抜粋
玉置氏のなかには江戸時代、徳川将軍家に仕えて旗本となった家もありました。この家も和歌山県出身といい、桓武平氏の子孫という伝承を持っています。家紋は「州浜」を用いています。「州浜」は全国の玉置家が最もよく使う家紋です。

実は、家紋は家系調査には非常に重要な場合があります。例えば、苗字よりご先祖様の発祥の地が数か所に絞られた場合。最後は家紋を使ってすり合わせ特定していきます。

家紋はどれくらいあるか

素材の原型は約350種類。それが変化して現在では約2万種類以上に増えました。その中には明治以後に創作された新紋も含まれ、家紋は原則として父から子に相続され、分家の際にだけ形を変えました。

しかし、その場合も本家の家紋に丸などの外郭を加え、ごく僅かな変化にとどめられ、原型を尊重する配慮がなされました。明治以後の新紋はそのルールを無視した家紋であって、一見して複雑なものが多く、夫婦の実家の家紋を合体させることが多かったのも特徴です。またそれまでにない素材(カエルや琵琶など)を用いたものもありました。

苗字や戸籍の観点からだけてなく家紋の観点からも相談、家系図作成を行っておりますので、お気軽にご相談ください。


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